サーフィン用語集 〜Surf Terms〜

サーフ用語には英語がたくさん!そんな専門用語を日本語で解説します。


用語(a~h)

用語(i~q)

用語(r~z)


A

A-frame (エーフレーム):

英語圏でよく使用されるサーフィン用語。一度に2人のサーファーが波の両端をフロントサイドバックサイドサーフできる、大きく鮮明なピークを持った波のことを指す。

Aerial (エアリアル):

波のリップ(波の頂点)から空中を舞って波にまた戻ってくる動作全般の総称。

Aggro (アグロ):

積極的なサーフィンをする人々の通称。サーファーの中でも積極性で名高いオーストラリア人「アグロオージー(Aggro - Aussie)」という言葉から派生した言葉。

Air freak (エアーフリーク):

エアリアルが非常に得意な人のことを指す。

Amped(アンプド):

コントロールできないほど興奮している様

同義語:Stoked(ストークド), Frothed(フロスド)

“I am so amped to go surfing today!”

(アイアム ソー アンプド トゥー ゴー サーフィン トゥデイ!)

「今日のサーフィンが凄く楽しみ!」

Acid Drop (アシッドドロップ):

巨大な波でテイクオフする瞬間にサーフボードが足から離れてしまい、波のフェイスに真っ逆さまに落ちること。


B

Beach Break (ビーチブレイク):

1)砂浜の上で波を形成すること

2)砂浜上で波が砕けること

3)海の底が砂で形成されていると波のアプローチがストレートでブレイクが海岸付近で発生しやすい

4)海岸でブレイクする波に乗り終えるとサーファーが海岸に打ち上がる

Backwash (バックウォッシュ):

後退する波と押し寄せてくる波の衝突する様。ときには、このバックウォッシュによって海水が上空に水柱となって打ち上げられることもある。

Backdoor (バックドア):

1)シリンダーのような形をしたホローウェーブのピークの後ろからドロップインすること

2)ウェーブのボトムからテイクオフして、バレルの中をサーフしたのち、バックから出ること

Backhand(バックハンド):

同義語:Backside (バックサイド)

対義語:Forehand(フォアハンド)/Foreside(フォアサイド)/Fronthand (フロントハンド)/ Frontside(フロントサイド)

1)波のフェイスに背中を向けて波に乗ること。このポジショニングでサーフすると波が背中側で崩れていくので容易には波のフェイスに向かってダイブすることはできない。

Balsa (バルサ):

熱帯アメリカ原産の非常に軽く、多孔質であることを特徴としている木材。1950年代にはサーフボードを作る材料としてよく用いられていたが、水分を含みやすいこともあり、1960年代にはポリウレタンフォームに置き換わっていった。現代ではストリングやパラボラレールに用いられる。

Boardies (ボーディーズ):

同義語:baggies(バギーズ)

ーファーがよく履く大きめサイズのトランクスのこと。

C

Current (カレント):

離岸流。海中の潮の流れのこと。

Carve (カーブ):

同義語:shred(シュレッド)

1)波を削る様に鋭角な旋回をすること

注:曲線、曲がるを表すCurve(カーブ)とは違う

Channel (チャネル):

1)海底で岸から沖へ流れる強い潮の流れのこと。サンドバンクやリーフで発生することが多い。

2)潮の流れと潮の流れがぶつかり合う場所のこと

3)沖合で通常波が崩れないエリア

4)サーフボードの底に彫られる溝(サーフボードに沿って水の流れを作る)

Cannon Ball(キャノンボール):

ワイプアウトの際に胎児の体勢をとること

Caught inside(コートインサイド):

押し寄せてくる波の影響で向かいたい場所にパドリングで思うように行けないこと

Cheater five(チーターファイブ):

1)トリムとスピードを保った状態で足の5本指でサーフボードのノーズ部分に引っ掛けて後ろ加重になること

2)サーフボード上でスクワットをして片足を前に突き出した体勢になること


D

Duck dive(ダックダイブ):

同義語:Dolphin through (ドルフィンスルー)

ゲットアウト法の1つ

サーフボードと共に海中に潜ってそのまま波を突き抜けること

ショートボードなどの浮力が比較的少ないサーフボードで行うことが多い技

Ding(ディング):

サーフボードにできた割れ、あな、傷の総称

Dope (ドープ):

1) イケてること

2) 一番といった意味合いで使用される

Dork (ドーク):

1) ルールを守らないで勝手な行動を取る者のこと

Double overhead (ダブルオーバーヘッド):

1) サーファーの身長より大きい波の中でも頭部から波のリップの距離が1.2~1.8mあるもののこと

2) いつも話を盛って話す人のこと

Dawn Patrol (ドーンパトロール):

夜明けの時間帯のサーフセッション


E

Eat it (イートイット):

海底に到達するほど、ひどくワイプアウトすること

Elevator drop (エレベータードロップ):

レイトドロップインをした際に感じる感覚のこと

Eskimo roll (エスキモーロール):

ゲットアウト法の一つ

サーフボードを裏返しにしてその下に仰向けで潜り込み、サーフボードの上を通過させて波をやり過ごすこと

浮力が強いロングボードではダックダイブができないため、習得すると役に立つ技

Ear wax (イアーワックス):

最も長いチューブライドを乗りこなすサーファーの呼称

Egg shape (エッグシェイプ):

卵型のファンボードのこと

Epic(エピック):

最高クオリティーのライドを褒め称える時に使用できる言葉

例文

“That was epic dude!”

(ザット ワズ エピック ドゥード!)

「今のは最高のライドだったぜ!」


F

Face (フェイス):

立ち上がった波が崩れる直前の壁の部分のこと

Falls (フォールズ):

波が崩れ始める天辺部分を指す。滝のように流れ落ちる姿からフォールズ(滝)と呼ばれる。

Fang (ファング):

高速スピードで波を乗りこなすこと

Far out (ファーアウト):

凄い、最高という表現

例文

“Far out!”

(ファーアウト)

「最高だよ!」

Filth(フィルス):

通常だと汚いという意味だが、サーフィンではクールという意味

Fan(ファン):

急なターンをする際にできる扇型の波しぶきのこと


G

Gash (ギャッシュ):

鋭角なターンをすること

Glass off (グラスオフ):

一般的に夕方目前の時間帯に波の向こうの海が穏やかになった状態のこと

Glide (グライド):

1)波の上をすーっと滑らかに移動すること

2)波に乗る前に軽いパドリングをすること

Gloss coat (グロスコート):

同義語:Gel coat (ジェルコート)、Hot coat (ホットコート)

サーフボードのコーティングに使われるレジンの一層のこと

一般的に機能性や構造の向上を目的とされている

Gnarly (ナーリー):

1)コントロールが効かなく危険な状態

2)大きい

3)見た目が悪い

4)乗りこなすのが難しい

5)クール、一番

例文

"I went surfing today and it was gnarly!"

(アイ ウェント サーフィン トゥデイ アンド イット ワズ ナーリー!)

「今日サーフしに行ったんだけど、最高だったよ!」

Glasshouse (グラスハウス):

同義語:Green room

バレル (Barrel) / チューブ (Tube)の中の空洞部分


H

Hammered (ハンマード):

1) 波に振り回されること

2) 泥酔すること

Hang five (ハングファイブ):

ロングボードのノーズ(先端)に足の指を引っ掛けること

Hard core(ハードコア):

究極という意味

Header(ヘッダー):

サーフボードに乗っている際に頭から落ちること

Head dip(ヘッドディップ):

サーフ中に頭で水に触れること

Hairy(へアリー):

危険、乱暴、制御不能、巨大、悪い、不細工、激しいなどの意味

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I

Impact zone (インパクトゾーン):

1) 最初波が崩れ始める場所のこと

2) 常に波が崩れる場所のこと

3) 波が崩れている場所より岸側を指す

同義語:boneyard (ボーンヤード), inside (インサイド)

Inside (インサイド):

同義語:boneyard (ボーンヤード), impact zone(インパクトゾーン)

対義語:Outside (アウトサイド)

1) 波のチューブの中でサーフすること

2) 広範囲で波が形成されたり、崩れることを繰り返すこと

3) 崩れる波の岸側にサーファーが位置していること


J

Jacking up(ジャッキングアップ):

同義語:Jacking (ジャッキング)

突如として波の高さが増すこと

海底の深さが突然浅くなることなどで引き起こされることが多い

Jaws(ジョーズ):

大きい波が発生する場所として有名なマウイ島にあるリーフブレイクのこと

Juice(ジュース):

波のパワーのこと

“Man, that thing moves! It’s really got juice.”

(マン、ザット シング ムーブズ!イッツ リアリー ゴット ジュース。)

「おー、あの波の動きを見てみろ! パワーがある波だ。」

Junk(ジャンク):

よくない、評価するに値しない、質が悪い

“There's no point in riding junk waves.”

(デア イズ ノー ポイント イン ライディング ジャンク ウェーブズ)

「ライドするにも値しない、質の悪い波だ。」

Jerk(ジャーク):

他人を陥れることに快楽を感じる人のこと

Jag (ジャグ):

大会などで波に乗っている優勝候補のサーファーを負かすこと

(この行為はマナー違反と見なされることがあります)

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K

Kook (クーク):

同義語:Kuk (クック)

1) サーフィン初心者

2)無知であるがためにトラブルに巻き込まれる人のこと

3)本来の自分とは違う何かになりすます人のこと

4)非常に下手なサーファーのこと

Kamikaze (カミカゼ):

ボードのノーズ部分に乗って両手を広げること

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L

Leash (リーシュ):

同義語:Leggie (レギー), Kook cord (クークコード), Leg rope (レッグロープ), Surf leash (サーフリーシュ)

サーフボードサーファーの足首を繋ぐストラップのこと

サーフボードから落ちた時にボードを無くさないため、かつサーフボードの方がサーファーより浮くので命綱の役割も果たす

Line up (ラインアップ):

1) 波に乗る前にサーファーたちが待機する海岸から見て波の向こう側のエリアのこと

2)サーファーたちがサーフボードに座って待機する沖合の場所のこと

3)波が崩れる場所

4)ビーチにある目標物や海に浮かぶブイなどを目印にして、波に乗る前に待つ場所としてサーファーたちが選ぶ場所のこと(こうすることによって海で迷子になることを防げる)

Leeward (リーワード):

同義語:Windward (ウィンドワード)

1)風下を向いていること

2)風下側の風から守られている面

3)風下

Lift (リフト):

進行方向を変えたり、スピードを上げた時に生まれる上昇方向の力のこと

Lines (ラインズ):

連なって到達する波の群衆のこと

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M

Mush (ムッシュ):

同義語:Mushy (ムッシー)

波のスピードが遅く、パワーがあまりない状態のこと

Malibu (マリブ):

ロングボードの一種

一般的なロングボードよりやや短く、幅も狭い。

大きなテールの構造上鋭角なターンが可能(大きいフィン1つ、または小さいフィン3つ)。

中くらいから小さい波に乗るのに向いている。

Meatball (ミートボール):

サーフィン禁止を表す黄色に黒い丸の旗

同義語:Blackball (ブラックボール)

Mini gun (ミニガン):

1968年にディック・ブルーワーによってデザインされた、ノーズの先が尖っていて、テール部分がノーズより細いサーフボード

Mini Mal (ミニマル):

=Mini Malibu (ミニマリブ)

マリブよりやや短く2.1m ~ 2.6mくらいの長さのボード

Maxed Out (マックスドアウト):

乗るのに波が大きくなりすぎたこと

“No can ride dude. Them babies are maxed out.”

(ノー キャン ライド ドゥード。 ゼム ベイビーズ アー マックスド アウト)

「あれは乗れないよ。波が大きすぎる。」

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N

Nailed (ネイルド):

同義語:Wipe out (ワイプアウト)

サーフボードから落ちて波に飲まれること

Nose (ノーズ):

サーフボードの先端部分のこと

Nose Dive (ノーズダイブ):

ーフボードのノーズ部分が波に入り込んでしまって、そのままワイプアウトして(波に飲み込まれて)しまうこと

Nose Ride (ノーズライド):

サーフボードのノーズ部分に立って波に乗ること

一般的にはロングボードで行われる

Nose Guard (ノーズガード):

サーフボードのノーズ部分に装着するゴム製のカバーのこと

波に飲まれてしまった際や、子どもがサーフするときにボードの鋭利な先端から頭部を守る目的でつける


O

Offshore (オフショア):

岸から沖に向かって風が吹いていること

崩れゆく波を少しでも長く持ち堪えさせる力が働くので、サーフィン的には良い風向き

Onshore (オンショア):

沖から岸に向かって風が吹いていること

波が押しつぶされてしまうので、サーフィン的には良くない風向きと言える

Off the wall (オフ ザ ウォール):

インクレディブル、エクセレント、オーサム、素晴らしいなどの肯定的な褒め言葉

Out the back (アウト ザ バック):

同義語:Outside

1)波が崩れる前の沖合のこと

2)沖合で早々に崩れ始める波のこと

3)波が崩れる前の沖合のサーファーたちが波まちの待機をするエリアのこと

4)Line up (ラインアップ)エリアにいるサーファーたちに波が来ることを知らせる掛け声

“Outside!”

「アウトサイド!」

Outside rail (アウトサイド レール):

波に乗っている際に岸に面している側のサーフボードのレール

Over the falls (オーバー ザ フォールズ):

1) 崩れる波に飲み込まれること

2)海底に叩きつけられる勢いでワイプアウトすること


P

Pit (ピット):

1)波が崩れる際にできる白い泡の先端のこと

2)崩れ行く波のグラスハウス(空洞部分)の最も大きい場所のこと

3)大きなウェーブのバレルの部分

Peeling (ピーリング):

波が筒状に綺麗な崩れる様のこと

Party wave (パーティーウェーブ):

複数名で一つの大きな波に乗ること

Pearl (パール):

1)意図してサーフボードのノーズを波に埋め込み、スピードを落とすこと

2)ノーズが波に入り込んでワイプアウトすること

Peak (ピーク):

1)波の一番高い位置のこと

2)波が最も強かった時を指す言葉

3)波が中央から綺麗に崩れ始めること

Pintail (ピンテール):

ビッグガンなどによく見られる、テール部分がVの字になっていること


Q

Queen (クイーン):

同義語:Queenb (クィーヴ)

ビーチの注目の的は自分だと信じて疑わない人のこと

Quiver (クィヴァー):

1)サーフボートのコレクション

2)複数のサーフボードを収納できるボードバッグのこと


R

Rip (リップ):

同義語:rip tide (リップ タイド), rip current (リップ カレント)

1) 自身のスキルで最高レベルのパフォーマンスをすること

2)コンペティションで主導権を握ること

Rad (ラッド):

同義語:Radical

いい意味で普通じゃない人のこと

Reef break (リーフ ブレイク):

海底がサンゴや岩でゴツゴツしている場所でサーフィンに向いた波が発生する場所のこと

ワイプアウトしてしまったときに非常に危険な地形である

Re-entry (リエントリー):

波のリップ部分を目指す行為

まず波を垂直に登って

リップ部分を乗り越えて旋回して

ーフボードのノーズ部分を下に向けて再度ドロップインをすること

Release (リリース):

サーフボードの上を水が流れ落ちること

Rail grab (レール グラブ):

片手でサーフボードのレールをつかむこと


S

Stoked (ストークド)

最大級の興奮状態のこと

Scab (スキャッブ):

サンゴまたは岩のこと

Swell (スウェル):

1)良いという意味

“ It’s really swell.”

(イッツ リアリー スウェル。)

「良いね。」

Set (セット):

連なってやってくる波の群衆のこと

Shallow (シャロー):

浅瀬のこと

Spin (Frontside)(スピン フロントサイド)


T

Tube (チューブ):

同義語:Barrel (バレル), Green room (グリーンルーム)

1)崩れる波の中を波乗りすること

2)崩れる波の中の空洞部分のこと

Tail slide (テールサイド):

サーファーが意図してフィンを浮かせることによって水のグリップを失い、サーフボードが波の上を横滑りすること

Take off (テイクオフ):

ライドの序盤の総称。

波に向かってパドルアウトして→サーフボードの上に立って→波にドロップインして→バランスが保てるよう祈る

Tandem (タンデム):

同一の波に二人(男女であることが多い)が同時にライドすること

Thruster (スラスター):

同じサイズの3つのフィンがついたショートボード。1980年にオーストラリア人であるサイモン・アンダーソン氏によってパワーと安定をさらに追求し、このデザインとなった。

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U

Underrated (アンダーレイテッド):

(自身が海にいるとき)予報より実際に見た海の状態が良いこと。

“It’s underrated!”

(イッツ アンダーレイテッド)

「予報よりずっといいじゃん!」

対義語:Overrated (オーバーレイテッド)

Urchins (アーチンズ):

ウニ


V

VWkombi (ヴイダブリューコンビ):

みんなの憧れVWkombi!

クラシックなサーフモバイル

Volatile (surfer)

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W

Wipe out (ワイプアウト):

サーフボードから落ちること

Wax (ワックス):

サーフボードのデッキ部分(サーファーがが立つ側)にゴシゴシと擦って、ワックスの凸凹を作って滑り止めの効果を得ること

White water (ホワイト ウォーター):

波が崩れるときに空気を含んで白い泡状になった部分のこと

Wave (ウェーブ):

線上に盛り上がって、カールして、海岸に向かって崩れる波の総称

Wetsuit (ウェット スーツ):

サーファーが着用する保温性のあるゴム製の衣類のこと

Wax bum (ワックスバム):

海岸でサーフボードにワックスをひたすら塗って、全く海に入らない人のこと

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X

Xtrak(エックストラック):

サーフボード用デッキグリップを製造する有名企業


Y

Yep! (イェップ):

同じポイントに二人以上のサーファーがいて、波が来た際に優先順位の高い位置にいるサーファーが他のサーファーに向かって叫ぶ言葉。

Yehar! (イーハー):

いい波にサーファーが乗ったときに波待ちしている他のサーファーがかける賞賛の掛け声

Yallingup(ヤリンガップ):

西オーストラリアにあるサーフスポット

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Z

Zone (ゾーン):

1) 波が崩れるエリアのこと

Zipper (ジッパー):

崩れるスピードが速い波のこと

Zimzala (ジムザラ):

おおらかでオープンマインドな人。アンティマンの様に一日中サーフィンをしている人に多い人柄


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